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2012年12月2日日曜日


2012/12/2
どうする経済、どうする景気
 
ひとと地域から新しい競争力を ~新成長戦略
 
 
 
お札を刷れば 景気はよくなる?
 自民党、安倍 総裁の景気対策は「お札を刷って公共事業をばらまき、建設国債は日銀引き受け」。だが、そんなに簡単な問題ならデフレはとうに解決しているはず。
 
 問題は日銀がいくらお札を刷ってもそれが銀行を通じて市中に流通しないこと。ゼロ金利である以上、資金需要がなければいくらお札を印刷しても銀行に積み上がるだけで、景気は戻らず物価も上がりません。
 
 財政が苦しく なって政治家が「中央銀行がお札を刷れ」と言うのは途上国ではよくある話、だから日常的にインフレが起こり、通貨に信用は生まれません。中央銀行の独立性はそれを防ぐために保証されているはずです。
 
 
失業率は5.4%から4.2%に改善
 日本経済は リーマンショック以来、マイナス成長に陥っていましたが、政権交代以後、「新成長戦略」に基づく累次の経済政策の結果、欧州経済危機や東日本大震災、福島原発事故があったにもかかわらず、失業率は5.4%(2009/8)から4.2%(2012/7)に改善しています。
 
 欧州債務危機 や中国、インド等新興国経済の成長減速等、予断を許さない状況の中、今後も経済へのアンテナを高く、タイミングよく切れ目のない経済政策 を講じていきます。
 
 
「強い経済」、「強い財政」、「強い社会保障」。
  民主党は「強い経済」 の実現に向けて「新成長戦略」を実行し、20年近く続く閉塞状況を打ち破り、元気な日本を復活させます。
 
 成長分野は 「グリーン・イノベーション」、「ライフ・イノベーション」、「アジア経済」、「観光・地域」。これらを支える基盤として「科学・技術・ 情報通信」、「雇用・人材」、「金融」に関する戦略を実行します。
 
 公共事業偏重 や市場原理主義と決別し、これらを着実に促進することを通じて景気回復、経済再生を加速していきます。
 
 
 
 
国土交通大臣政務官   前衆議院議員 
若井 やすひこ
 
 
 
 
 
2012/12/2
コラム 
「景気対策と次世代型の公共事業」
 ~ 新成長戦略     若井やすひこ ITS奮戦記 ~
 
 
■自動車のオートパイ ロット技術・システムを世界に売り込む
 
 
 私は10月、ITS世界会議に政府代表として派遣され、わが国の優れた技術とシステムの周知を図り、来年度の 東京大会を誘致しました。ITS(ntelligent Transport Systems:高度道路交通システム)とはひと言で言えば自動車のオートパイロット技術・システムのことで、例えば運転に不安を抱いている初心者や仕事に疲れ切って 気に襲われた運転者でも安心して運転できるための交通環境です。自動車、電器、通信システム、そして道路に関わる建設・設備産業等に及ぶ幅広い分野が取組むべき、次世代型の総合産業創造作戦です。
 
  この未来型総合産業、既に普及しているナビを見るまでもなく、わが国の技術システムが最も進んでいることを確信しました。しかし、それだけに普及を怠ればまた 宝の持ち腐れになり、いたずらにガラパゴス化しかねません。
 
 こうした分野こそ民間に任せるだけでなく政府、具体的には自動車、道路、交通 システム、運輸等を担務する国土交通省等が前に出て、まさに国主導で進めるべき仕事です。国際基準化を含め、積極的に国際的普及を進め、 次の時代のリーディング産業に育てていかねばなりません。
 
 
 
■成熟産業を 次世代戦略産業に
 また、19日には、ASEAN国際会議の機会に、これまで努力してきたインドへの新幹線システムの供与の協議が始まりました。世界に冠たる鉄道等の技術・システムは新興勢の追随を許さぬものの、国内展開だけでは限界がある成熟化したこうした産業分野も、例えば日本の10倍の人口と面積を有しながら旧来からの老朽化した鉄道に頼るインドだけでも無限の需要があるはずです。国が先頭にたち、首脳外交や公的ファイナンス等によって、インフラ輸出の拡大に取組みます。


 



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