2012/12/2
どうする経済、どうする景気
ひとと地域から新しい競争力を ~新成長戦略
ひとと地域から新しい競争力を ~新成長戦略
■お札を刷れば 景気はよくなる?
自民党、安倍 総裁の景気対策は「お札を刷って公共事業をばらまき、建設国債は日銀引き受け」。だが、そんなに簡単な問題ならデフレはとうに解決しているはず。
問題は日銀がいくらお札を刷ってもそれが銀行を通じて市中に流通しないこと。ゼロ金利である以上、資金需要がなければいくらお札を印刷しても銀行に積み上がるだけで、景気は戻らず物価も上がりません。
財政が苦しく なって政治家が「中央銀行がお札を刷れ」と言うのは途上国ではよくある話、だから日常的にインフレが起こり、通貨に信用は生まれません。中央銀行の独立性はそれを防ぐために保証されているはずです。
■失業率は5.4%から4.2%に改善
日本経済は リーマンショック以来、マイナス成長に陥っていましたが、政権交代以後、「新成長戦略」に基づく累次の経済政策の結果、欧州経済危機や東日本大震災、福島原発事故があったにもかかわらず、失業率は5.4%(2009/8)から4.2%(2012/7)に改善しています。
欧州債務危機 や中国、インド等新興国経済の成長減速等、予断を許さない状況の中、今後も経済へのアンテナを高く、タイミングよく切れ目のない経済政策 を講じていきます。
■「強い経済」、「強い財政」、「強い社会保障」。
民主党は「強い経済」 の実現に向けて「新成長戦略」を実行し、20年近く続く閉塞状況を打ち破り、元気な日本を復活させます。
成長分野は 「グリーン・イノベーション」、「ライフ・イノベーション」、「アジア経済」、「観光・地域」。これらを支える基盤として「科学・技術・ 情報通信」、「雇用・人材」、「金融」に関する戦略を実行します。
公共事業偏重 や市場原理主義と決別し、これらを着実に促進することを通じて景気回復、経済再生を加速していきます。
国土交通大臣政務官 前衆議院議員
若井 やすひこ
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