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2009年6月3日水曜日

国土交通省へ北総鉄道運賃問題に関わる要請に同行 -残された時間、あと半年-

 国交省鉄道局長へ北総鉄道運賃問題の要請書提出に行った。「 北総線の運賃値下げを実現する会」のみなさん、 この機会を設定してくれた長浜博行参議院議員( 民主党ネクスト国交大臣)等々に同行。


 北総鉄道の高運賃問題は地域の死活問題である。
 政治に携わる立場からだけに止まらず、 一人の生活者としても30年間に渡って悩まされてきた問題である 。これまで解決の糸口を見出せないまま来たが、 間もなく同じ線路の上を成田新高速鉄道が走る運びとなってきた。 この機会に解決を図りたいというのが沿線住民の切なる願いであり 、昨年度には北実会を中心に沿線10万人以上の署名を集め、 超党派で大臣への陳情も行っている。
 当時の谷垣大臣は「公平・公正を欠く。問題解決に努力したい」 と発言したが、以後一年近く経つ今、 その後の経過はどうなっているのか。


 鉄道運賃の認可は国交省の管轄。今日の鉄道局長の話では、 新高速鉄道の開通は22年度夏、 開通の半年前には運賃の認可が行われる。 ならば残された時間はあと半年余り。 時間切れにならないうちに問題解決を図りたい。現在、 県を中心に具体策の取りまとめが進んでいると聞くが、 利用者の希望の持てる話は一向に伝わってきてはいないし、 本日の結果も相変わらず。


 鉄道建設の資金に有利子の財投資金が充てられ、 その償還をまるまる運賃収入で行ってきた。 第3セクター鉄道であるにもかかわらず民間企業が資本の過半を占 めている、等、 今のままのスキームでは克服困難な問題が残されている。
ここに至るまでに、政治課題として何とかできなかったのか、 とも思うが、それを言っている場合ではない。限られた時間、 この問題、新たな道筋を切り開くためにも、 ともかく政治を変える、そのことに全力を注ぎたい。


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