正念場の年、足場を確かめる
新年おめでとうございます。
政権交代から2年半、道は未だ半ば。そのような中で迎えた2012年新春。
昨年は3.11の東日本大震災があり、原発事故も加えて、復旧復興に追われる日々が続きました。海外では米国に続いて欧州における経済危機が深刻化し、まさに内外共に困難な状況のまっ只中にあります。新たな道を切り開いていかなければなりません。
昨年9月に誕生した野田新政権が正面から取組むべき待ったなしの政治課題は数知れず、暮れギリギリまで党においては「社会保障と税の一体改革」の議論が果てしなく続きました。私も党税制調査会の役員のひとりとしてその一部始終に加わってきましたが、年も押し迫る中、修正に次ぐ修正を経てかろうじて成案を得ることが出来ました。ようやく熟議の民主党らしいかたちが生まれてきたことは大きな成果でした。滞り気味の政治を進化させる機会にしていかなければなりません。
一方、世界的な経済危機は今日、ますます切迫してきており、その対応が迫られています。改めて新たな国際的枠組が求められていますが、TPPにせよ、ASEAN+3にせよ、わが国が主体的な役割を果たす他には、次の時代への道筋をつけていくことはできません。
ともかくも足場が揺らいでいてはどのような取組も一貫した方向を保つことは出来ません。新たな年を迎えた今、党として足下をしっかり固め、この困難に正面から取組んで行く決意です。
今年は正念場の年。よろしくお願いします。
衆議院議員 若井
やすひこ
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