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2014年1月1日水曜日

言う! 改めて改革に邁進 ~新しい年を迎えて~


2014/1/1
改めて改革に邁進 ~新しい年を迎えて~

 
   新しい年が明けました。先の総選挙で引き続き国会にお送り頂いて以来、1年余が経ちました。この間、地域のみな様、支援者のみな様にひとかたならぬお力を賜りつつ、議員活動に全力を投入して参りました。みな様の叱咤激励に深く感謝申し上げる次第です。


■アベノミクスと特定秘密
 自公政権への交代以降、政治状況は大きく変わり、いわゆるアベノミクスの中で景気に関わる指標は動きを示してきました。1年余を経て、今日、円安によるインフレが進み、国民の所得は上がらず、また、食糧・エネルギー等の輸入コスト急騰に伴い、貿易収支の赤字が進み、経済の上に不安の影を投げかけています。
 安倍政権、これでホントに大丈夫でしょうか? 当面の株価上昇や円安は進んだものの、肝心の国民のための経済政策はどこへ行ったのか。今や株価も一時の勢いはなく、またそれに政治が一喜一憂、右往左往していては、一体どこを見て政治をしているのかということになります。本来の政治の役割は株価や為替のためにあるわけじゃありません。国民生活全体の立場に立って、しっかりと安定した経済を創ることで、国民のくらしの安心と安全を守ることが大事です。
 秋の臨時国会以来、いよいよ安倍政権の衣の下が透けて見えてきました。衆参共に強行採決に至った「特定秘密保護法」、審議の過程で強引な政治姿勢に加えて、その内容がいかに杜撰かつ危険で問題が多いかが白日の下に曝されることになりました。私も国にとって大事な機密がありそれを守る必要性があることを否定するつもりはありません。しかしその範囲を決めるには、「当局」の都合でなく客観的な基準とチェックの仕組みが必要です。
 これに加えて国家安全保障局(日本版NSC)の設置や国家安全保障戦略(閣議決定)等、「国家」を冠した法制度が目白押しです。安保戦略にある「積極的平和主義」とは正に国防力を強め、周辺諸国へのにらみを利かすことに他なりません。 

 五年前と違い、安倍総理、今回はさすがに衣を重ね着しています。アベノミクスと言う衣です。でも、この衣の下に何が透けて見えるのか。危なっかしい国家主義のホンネではありませんか。憲法には国民主権とありますが、彼の場合、ねらいは一口で言えば国家主権、さらに憲法の改正を目論んでいるとしか思われません。



■今後の展望、今年の抱負
 昨夏の参院選では、みな様の多大なご支援によって、引き続き長浜博行参議院議員を千葉県から国会にお送り頂きました。しかし、民主党は衆院選に続き大きく後退し、衆参合わせて議員数は116人と、政権時代の3割未満となってしまいました。国民のみな様に厳しい審判を頂いた政権運営についてしっかり省みながら、この機会に民主党の再生に全力で取組みます。また、改めて志を同じくする諸政党との連携を実現すべく前広な姿勢で取組んでいくべき時です。
 いわゆるねじれが消滅した今日の状況下、地元にしっかり軸足をおき、国民主役の政治の具体化とはどんなことなのか、腰を据えてじっくりその実現を目指して努力を重ねて参ります。株価や為替などの景気指標よりも雇用と所得など国民生活の実態をより重視した経済の再構築を目指したいと思います。内外共に今やわが国は大きな曲り角。この時代に相応しい社会経済を確立すべく、改めて改革に邁進する所存です。よろしくお願いします。




衆議院議員   若井 やすひこ

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