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2013年2月25日月曜日

言う! 役に立てる民主党を再生 ―15年目の民主党大会にあたって―

    
 役に立てる民主党を再生    20130225

15年目の民主党大会にあたって―  

衆議院議員 若井やすひこ

 
 
 2月24日、民主党定期大会が開かれた。
 先の総選挙の敗北を受け、今、党建直しと新たな活動方針を改めて確立することが求められている。本大会では、この間、内外から幅広く意見を求め、連日の議論を経てまとめられた、民主党改革創生の第一次提言と党綱領案(別添資料)及びこれに基づく2013年度活動方針案が提示され、満場一致で了承された。
 さらに、来る6月の都議選、7月の参院選の公認内定者の紹介が行われた。

 創生提言では政権及び党運営、マニフェスト、国会対応や対外広報等の問題点を検証し、今回の総選挙敗北について分析、これらに基づき創生への7項目の提言がなされている。
 私も個々の課題についてはここに書かれた通りだと思う。ただ問題は、その前に国民の信頼をどう取り戻せるかだ。毎朝、駅頭に立って、今は何があろうとじっと耐えるしかない。
 「何を言ってたって、いざとなればどうせまた違うことやるんでしょ」

 思い当たることと言えば、創生提言にもあるが、前の参院選本番の最中に突然表明された「消費税増税」。それには私自身も衝撃を受け、どうすべきか迷った。党内にいながら正に寝耳に水だった。もしそれが必要だとしてもこのやりかたはないと強く思ったが、結局それを止めることはできなかった。まさにこうした体たらくでは問題外。どんな立派なこと聞かされてもとりあえず元に戻した方がまだまし、となっても不思議ではない。

 今回の党大会、ひと言で言ってさびしさ、厳しさを禁じ得なかった。昨年までに比較して、現職議員(参院含む)の数は半減し、前職の席ばかりが多かった。涙をのんだ多くの仲間達にも再会した。再起を促す言葉は交わしたものの、にわかには、明るい道筋の見えてくるはずもない。迷う仲間が出てくるのも無理もない。そしてそれ以上に、これから進もうとする進路は厳しく、不明であることが重くのしかかっている。現状への不条理感が色濃く漂っていた。

 反省しなければならない点は数々ある。しかし、今はこうした状況を正面から受け止め、徹底的に反省しながら、傷ついた仲間達を支えつつ困難な道を前に進むしかない。

 夜、前職も含めた何人かの仲間達と集まって、再生、再起を誓い合った。民主党の「生活者」「納税者」「消費者」そして「働く者」の立場にたった政治の基本には間違いはなかった。当面、地域では海江田代表の言うところの「靴底を減らし」ながら、国会では、今はいない仲間達の分まで、ひとり何役もこなしながらの日々である。前を向き、改めて頑張っていきたい。有権者のみなさんの叱咤激励をお願いします。
 

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