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2012年9月13日木曜日


2012/9/13
大転換の時代を超える
- 第180回国会・活動の軌跡
 
■史上最長、229日間の会期を全力で乗り切る
 第180回国会は2012124日、開会された。民主党政権3年目、内外共に激動の続く今日、昨年の東日本大震災、福島原発事故の影を色濃く残す中、正に正念場の国会である。150日間の会期は6月21日、その後79日間延長され、9月8日、229日間の史上最長の会期を終えた。
 私はこの間、7月25日まで予算委員会理事として、その後は国土交通委員会筆頭理事として国会活動に正面から取組んだ。また、東日本大震災復興特別委員会の委員として復興問題に取組んだ。
 
 
■予算委員会理事として本年度予算を成立させる
 予算委員会は国会冒頭、他の委員会開会に先立ち、集中的に質疑が行われる。連日、朝8時から夕5時までびっしり質疑が続く。国会の最大の使命は予算の成立、予算委は文字通りのその主舞台である。さらに国政に関わるあらゆる課題が議論される場でもある。
 今回、主たる論点は震災復興と原発事故、円高デフレ、TPP、社会資本、米軍再編、原発再稼働とエネルギーミックス、社会保障と税と多岐に渡った。
 私は3月2日、予算審議の締めくくり総括質疑に立つ機会を得た(議事録参照)。
4月6日、平成24年度予算は衆議院において可決されたものの参議院で否決、両院協議会において「衆議院の優越」により再可決され、成立した。
 
 
■一ヶ月で5法案を可決、国交委筆頭理事として
 国会延長後の後半国会では、7月27日、国土交通委員会筆頭理事に選任(予算委員会理事は辞任)されて以来、閉会までに「都市の低炭素化促進法」、「改正海上運送法」、「改正海洋汚染法」、「改正船員法」を可決成立させた。またこの間。沖縄派遣を行い、海上保安庁第11管区本部長等と懇談、第11管区施設等の視察を実施し、「改正海上保安庁法」を可決したものの、参議院で質疑に入れず遅滞している間に香港の活動家らの尖閣上陸を許したことは残念である。
 
 
■再度隊列を整え直し、これからも道なき道を切り開くために
 1月13日、野田改造内閣発足後8ヶ月、今国会会期中に参議院における2度の問責決議、「社会保障と税一体改革法」の成否をめぐる同志議員達の離党除籍、また、3党合意や解散時期をめぐる齟齬も生じた。原発事故に端を発する今後のエネルギー政策に関する議論も続いている。東日本復興についてもまだまだ苦闘が続く。国際関係は不安定さを増し、内外の経済情勢も予断を許さない。
 未踏の状況の中、試行錯誤を経験しつつ、多くの傷を被りながらここまでたどりついた。大事な仲間を少なからず失ったが、踏み止まっている330名余の同士達と共に、この機会に再度、隊列を整え直し、これからも道なき道を切り開くためにさらに全力を傾注し、改めて努力を重ねていく決意である。
 26日の代表選はこのことを確認し合う機会としたい。
 
衆議院議員  若井 やすひこ
 
 
 
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