未だ途上、政権与党としての一年を振り返る
いよいよ 12 月、臨時国会も終幕を迎えました。
今年も残すところひと月足らず、有権者のみな様に政権交代を実現していただいて1年余、はじめての政権与党として政権運営の道筋を開くべく努力して参りました。
新たな政権を立ち上げること、思い切って社会の枠組みをかえること、折しもわが国が直撃を被った未曾有の経済危機に直面し続ける中、これらの困難な課題を乗り越えようと悪戦苦闘の日々が続いています。国民のみな様からは、民主党政権、心もとない、頼りない、任せられない、そんなお声をあちこちでいただく毎日ですが、これら貴重なご意見を正面から謙虚に受け止め、一歩一歩踏みしめながら、来年に向けて前へ進んで行きたいと思います。
いよいよ 2011 年、時代は内外共に歴史的な曲がり角、厳しい状況が続きます。
待ったなしの今日のわが国の危機、特に経済のたて直しが求められています。
とにかく今国会、補正予算を成立させることができました。株価も上昇基調で1万円超の水準にあり、円高傾向も一段落し、経済もいくらか安定の兆しが見えています。
今後は 地球規模での需給激変に対応し、わが国の経済の柱をなしてきた 輸出型産業の世界的な新展開を後押しすると共に
食糧・エネルギー・資源・環境等の 21 世紀産業を確立し、医療・福祉、教育等の充実をてこに内需拡大と地域経済の充実を促して参ります。
さらに、すべての舞台である地域を再生する地域主権改革、その基礎づくりとして、統一地方選も力を尽くして当たらねばなりません。
ご存知の通りのねじれ状況下、今国会、私は国対副委員長のひとりとして、毎朝、国会に詰めて議会対策に没頭してきました。厳しく難しい日々ではありましたが、得難い貴重な経験を積むことができました。新年からの通常国会、この経験を生かしつつ、有権者のみなさまのご期待に添えるよう、さらに全力で取り組んで参ります。
与党としていよいよ正念場の年、未踏の途をさらに切り開くべく全力投球する決意です。さらなる叱咤激励、お願い申し上げます。
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